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言葉を重ねればそのぶんだけ刃の切っ先は鋭くなるだろうか
知らず降り積もった感情はその場に置いて行くことはできないだろうか
わたしたちは互いに相容れない存在だと思っていた。
趣味も交友関係も好きな服のタイプも違った。
別々の人間なんだから当然だけど外見だってまったく違う。
けれど、わたしたちの魂の形はとてもよく似ていた。
一緒に暮らすまで気づかなかった。
掌と掌を合わせれば、大きさだって一緒。
なのに、そこから伝わってくる肌の感触は確かに違う。
私よりも薄い皮膚をして、そして少し乾燥してさらりとした感触。
いっそ二人の血を混ぜてしまえればいいのに、どんなに近づきたくたって、これ以上は近づけない。
ひやりと冷たい皮膚の下に、熱い血を隠して貴方、此処を何処と思っているの。
闇を仄かに照らす月の欠片、湿った固い土のざらつき、総てが夢よ?
貴方を辿る指先の白さ、嗚呼、歓喜の歌声は、仕事か戯れか惑わせる。
気高く孤高の存在であろうとしているのに
この手足はいつも雁字搦め
硝子の靴を履こうが絹のドレスを身に纏おうが
無垢なる魂がそうであるように
変わり様のない私は私
川の半ばで流れを止め、
たたずむ私はいづれ流れに紛れて消えるのだろう
音も景色も遠ざかった
ただあるのは孤独に古びた存在のみ
雨音も虫の鳴き声も聴こえない夜半、闇と夜露に惑わされ、此岸と彼岸のあわいに立ち尽くす。
世界の輪郭すら闇にのまれ、月も行方を知れず。
標なき径は、その終りに何があるの語ろうとはしない。
ただただ、迷い泣く子をいつまでも一人孤独に追いやるのだ。
 小説ページ整理したいけどなかなかに腰が重い。
 どうすれば見やすくなるんだか判らなくなってきた。
触らないで
近づかないで
わたしは立てる
立って歩ける
独りで前に進める
涙を拭う手もある

だから
だから
これ以上踏み込まないで
手を差し伸べないで

傷が開かない内に

失望したくないから

けれど
この胸を刺す喪失感は
わたしの行いを咎める槍
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夢の島の隣の夢の国の隣に行ってきた。
夢の国の門も拝まず帰ってきた。
吹き出す感情にくらくらする
強い力は刃成し
歪んだ視界に滲む世界を
手当たり次第に壊してしまいそうだから
呪いの歌をうたう前に
繭に閉じ籠め沈めてしまおう
澄んだ青に洗われて
いびつなわたしが溶けて新しい象を造る時

また逢う日まで